設置したトレイルカメラに写っていた映像は時間も不規則で、巣穴から出るシーンは撮れているのに戻りが無かったり、どうも安定していなかったので、朝と夕の二回見に行ってみてどうやら本家の巣穴が別にあることが分かった。
50m圏内のはずだけど、それがどこかは解らない…。どこに滑空して行くのか、いつまでも追いかけることができれば早いけど雪が深く、薄暗さもあり大抵見失ってしまう。全体を見渡していると素早いモモンガを捉えることができなくなるので、分割して追うことに。
夜中のうちは縦横無尽に飛び回り、少し遠出することもあるけど、朝の巣穴への戻りと夕方の出発時はほとんど決まったルートを飛ぶので、巣穴で待つ→戻ってきたときの最後の木→次の木という具合に立ち位置を変えて近づく。時間はかかるけど確実に特定に進む。
5:45、−8℃。風なしの静音、北東の巣穴、高さ2m。日の出6:57。戻り6:30頃。
実際にこの方法で捉えたモモンガのお尻。数日掛けて近づき、しっかり巣穴に戻るのを見届けて一安心。
出るか分からない巣穴で待つより出ることが分かっている巣穴で待つほうが数倍楽しいのです。他にも気になる巣穴がありますが、夕方特定した巣穴で待機。
15:40、−6℃。微風、日没15:57。出16:15頃。
1匹目が出てきて驚き!どうやら巣穴が上向きで入口に乗ることができるようです…
次々増えるモモンガたち。
朝の戻りで確認したのは3匹だったので、これで終わりと思いきや最後に4匹目が登場。しかし同時に3匹目が動いてしまい、殘念ながら4匹団子は成功しませんでした。