PM6:12、二羽のトンビがぴーひょろろと鳴きながら上空を旋回。これは出ないかな〜と思っていたけど数分後に出巣。
この頃は明るいうちにピントを巣穴に合わせておき、暗くなってモモンガが出てきたら数ミリずつ調整していく方法でなんとか撮影している。このモモンガは長い時で数分身動きせず待ってくれるので非常に助かる。
1匹のみの出巣で、イチイのそばの巣穴は今日は不在のようだった。気温8℃、微風。
仕事が忙しくなり、モモンガのチェックも回数が減ってしまうのでトレイルカメラをまずはひとつ導入。冬の間も使えばよかったと思うくらい便利。出待ちや戻りの確認用の目がひとつ追加されるだけじゃなく、夜中の出入りの回数などもカウントできるようになった。
雪解けのスピードが思っていたよりも更に早く、森の植物の勢いに躊躇うほど。冬中あれだけ押しつぶされていた笹は平気な顔で恐ろしい勢いで復活しつつある。標高がやや高い場所のため虫の気配こそまだ無いが、ダニが出る日も近そうで少し気が滅入るなあ。
白くてパキッと凍った音のない世界がもう懐かしく、次の冬も待ち遠しい。