はじめまして、フィールドスコープです。

やっとここまで!と、これからどうなる?が入り混じり、バタバタしていますが…ようやく告知です。
この度、長年勤めたモンベルを退職してフライフィッシング&ネイチャーガイドとして独立することとなりました。モンベルではショップに立ちながらロードバイクやマウンテンバイクの修理を担当、会社の制度を利用して休日にはカヤックインストラクターや登山インストラクターでお客さんを案内してきました。北海道に来た約8年前、フライフィッシングに出会ってしまい最優先が自然観察になり…独立を数年前から少しずつ計画して構想を練ってきました。

ガイドという仕事を考えるようになった頃は札幌に住んでいてフィールドが遠く、自分の思い描くガイド=ローカルガイドという具体的なイメージを掴めないでいました。その後、運良く南富良野という土地に住むことができ、ぐっと近づいた川や森。素晴らしい自然環境と地域性、さらに人との出会いに恵まれ、自分の技術を高め、知識と経験を積み自信を持つことが出来ました。家族や友人のサポート、ガイドの諸先輩方の優しい後押しも本当にありがとうございます…おかげさまです。

これまで日高の山奥の渓流から天塩川、尻別川、空知川など本流、支笏湖、阿寒湖、屈斜路湖でのダブルハンド、知床、島牧でのソルトウォーターなど北海道中でフライフィッシングを存分に楽しんできましたが、ガイドをするとなると少し話が変わります。どれだけ長い時間その川に立っているかが重要で、そうなるとやっぱりローカル(地元民)が強いと思うのです。
川まで近くて5分、遠くて1時間とちょっと、私たちはそんな環境で暮らしているおかげでリサーチが効率よく行えます。その土地に住む者がフィールドを守り、お客様を案内し、地元に還元する。これが自分の考える理想のガイドです。

ドライフライに拘りなく、ニンフやストリーマーでも、必要であればショットを噛ませることも、釣り方に偏りはありません。とは言え、それが最大限のヒントであることが多いため、まずはライズを探すことが近道になるでしょう!大事なのはヒントを集めること、考えることをやめないこと。それが自分のスタイルです。

ゲストの皆さまが安全にかつ素晴らしい鱒たちに少しでも近づけるよう可能な限りフィールドに立ち、感度を鋭く、研鑽を忘れず、最大限の努力を。そして自分も(もしかしたらイチバンに…?)楽しくをモットーに。
「どうすれば365日、釣りが出来るのか…」結局のところそれが始まりです。北海道の“へそ”、ここ富良野エリアでゲストの皆さまに手伝って頂き、そんな夢を追いかけることができたらと思います。

10月以降、長らく止まっていたブログの更新ですが、開業準備のことリサーチのことモモンガのこと初めてのガイドのこと、いろいろ書きたいことは溜まっているので、こちらのHPに移行して発信していきます。とはいえ、まだ未完成な当サイト、中身の更新も同時進行です。

こちらは今日のかなやま湖、ついに雪が降りました。
水温が10℃を下回り、アメマスが良く釣れます。イトウもいずれ出会えるでしょう。12月のイトウが終われば釣り竿を置き、本格的にモモンガたちの季節!

2024年、春からのガイドのご相談や依頼はこちらでどうぞ!

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