AM11:00~15:00 −2℃ 曇り 水温1.8℃
冬季の間、河川維持放流を行っていないダムの下流域。春になり解氷して増水すると限られた日しかチェックできないので歩いておきたい区間があった。川の様子を覗きながらいくつかポイントを巡り良さそうな場所を探す。気になった場所で橋の上からしばらく川を観察していると、川底が一瞬揺らいだのが分かった。60cm前後のイトウ…?ではなく恐らく虹鱒。
車を停め準備をしていると、鉄砲を持った猟師さんと遭遇。少し立ち話をしてモモンガやフクロウについて情報を教えてもらった。さて、シマフクロウの噂は本当だろうか…。
スノーシューを積んでこなかったので、膝上のパウダーをしばらくラッセルして川辺に向かう。やっとこ着いて汗を乾かしていると、川上から来た若いキタキツネとばったり遭遇する。お互いしばらく見つめ合い、カメラを取り出そうとリュックに手を伸ばした瞬間跳ねるように逃げてしまった。
減水しているので川幅は思っていたより狭く、持ってきたロッドとラインでは少し煩くなりそうだった。
ゾンカーを結び、橋の上から見たポイントに向けて2ステップずつフライを流していく。途中シンクティップをS4に替え、いよいよこの辺かというところで、対岸に流木があり上手くスイングできない。
焦るとキャストが下手になりスカジットラインは大きな音を立てて着水する。透明度が高く、流れが穏やかなため、こうなるともう駄目だろう。もう少しライトなタックルにすれば良かった。
その後、500mほど釣り下り良型の虹鱒を2匹。グッドコンディションで楽しい。
本命のイトウはどこにいるんだろう。