ハムシのハナシ

今年は何だかダニーが多い。
5月上旬の暖気から急降下して寒かった下旬、温度変化の影響なのか、あちこちでダニー。普段はあまり付くことの無かった河畔林でも気がつくと引っ付いている。自分が噛まれるのは良いとして、家に持って帰ると怒られるので藪漕ぎのあとは入念にチェック。川から林道に出てきた釣り人がその場でくるくる回っていたら、ダニーチェックしていると思って間違いない。

それと同時に大発生しているのが、アメマスの胃の中から出てきたこのハムシ。
黒いのはヤナギルリハムシ、黄色はたぶんサンゴジュハムシかニレハムシ。ライズが少ない訳はこれにあったようで…。よく見ると川沿いのヤナギはどれも食い尽くされて葉っぱが穴だらけ。水生昆虫を凌駕する流下量で魚たちはこっちに夢中の様子。もちろんアピール力のある大型カディスやスティミュレーター、マシュマロドライなどにも若干反応はするのですが、こういうときの対応力で釣果が大きく変わってきます。

蕗の葉で羽を乾かすヒゲナガ。
ハッチの多いヒゲナガですが、週末にはカディスは見飽きているのかあっさりとスルーでした。いずれハムシたちが成虫になり、食べているのはハムシの成虫だらけみたいなことになるかもしれません。南富良野を釣るひとは念のため#16フックのテレストリアルパターンを忍ばせておきましょう。ハムシニンフもキラーパターンですよ…。

ツボスミレもルピナスも咲き、陽が出るときだけミョンミョーンと春蝉の声。曇り空ですが魚もたくさん釣れて、緑が綺麗な一日。

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