
冬の撮影ガイドがトップシーズンを迎えて、日々のガイドとゲストへのメール対応やリサーチなど忙しく過ごしています。今シーズンは厳冬期が短く感じて、痛いくらいの寒さは早くも過ぎ去り、春の兆し。というか冬の終わり。毎日、毎日、エゾモモンガやキタキツネや野鳥たち、そして森の雪や樹々を眺めていると、冬が去る瞬間がわかるようになってきました。ある日、いつものようにアラームより先に目覚めた4:30am。外に出ると匂いが違う、肌で感じる季節の移ろいです。
白鳥のねぐら立ちが早くなったなとか、クマゲラの帰宅が遅くなってきたな、とか。エゾモモンガの巣穴も根開けとともに一冬の糞やオシッコの痕跡がまとめて出てきて、ぷーんと匂い出す。そんな巣穴の根元に寝転がって、ゲストと一緒にモモンガの滑空を待つのも楽しいガイドの一場面。畑の雪が溶けて土が出るとデントコーンやミミズを食べにタンチョウも帰ってきました。
ダイヤモンドダストや毛嵐は、どこへ?
厳しく美しい極寒の冬の景色は今後さらに貴重なものとなるのかもしれません。その一瞬を大事にしないと、キラッと光るのは本当に短いひと時です。

エゾモモンガのヒゲが凍ったのは、わずか数日。
1月の終わりが一番冷えたかな?何人かのラッキーなゲストは指先の感覚が無くなるまで、マイナス20℃を味わうことができました。
そこから一気に暖かくなり、平野部の巣穴が不安定に。早朝モモンガの帰りを待っているとエゾフクロウが襲ってきたり、モモンガの数が減ってしまったり、これが当たり前の自然の厳しさかと痛感して、新規の巣穴探しも苦労しました。少ないオフの日は新規リサーチでノーモモ(巣穴で待ってもモモンガに会えないこと)も日常に・・・。でも思い返せば、今シーズンは今の所、ゲストのノーモモはゼロ!こっちの巣穴に行くか、あっちの巣穴に行くか、悩むことはあっても正解を選べたようです。



本当にいろんな国からお客さんが来ます。あんなに小さい哺乳類を見るためだけに、はるばる東の果てまで。少しでも撮影チャンスを、特別な瞬間を見られるように、普通の人が見ないところまで細かく観察しています。それが普通になったので、どうして皆んな気がつかないんだろうと思うこともあります。だけど分かりやすく、それを伝えるのがガイドの役割なので、それで良いのです。
日本人の多くのリピーターの皆様にも支えられています。来年、再来年まで予約を入れてくださるお客様、本当にありがとうございます。リピーターのゲストとは初めてのモモンガではない楽しみ方があります。より良い写真を撮るためには、さらにチャレンジが必要で、それがガイドのやる気を上げてくれます。わずかな可能性に賭けるゲストの気概に圧倒され、ヨシ!と気合が入ります。これも最高に楽しいスパイスです。

撮影ガイドの内容も年々変わりつつあるなと感じます。
はじめにロケーションありきでリサーチするようにもなりました。
野生動物と場所、そこに天候などの光のコンディション、この3つが整って、そこで撮った写真を見てもらうとミヤマカケスでさえ撮りたいと思える仕上がりになることがあります。
だけど私は写真家ではなく、ガイドです。
自然に隠されたヒントから、その舞台を探し出す過程にこそ大切なことが詰まっている気がします。
バランスって難しいですね。




たくさん写真は撮ったけど、ブログの更新も現像も全く追いつかなくなってしまいました・・・。
それぞれ、語りたいところだけど、まだガイドの日々がしばらく続きます。とにかく写真の削除と選別だけでも。
あとはもう少しブログを書きたいけど。
モモンガも冬も、もうちょっと!
あとちょっとだけ冬よ、頑張れ。
ついでにグリーンシーズンの予約状況のお知らせです。フライフィッシングのゲストが冬のブログを見てくれているか、分かりませんが。
2026年5月、まもなく満員です。
2026年6月、完売しました。
2026年7月、まもなく満員です。
2026年8月、9月、10月、まだ空きあります。
早く釣りがしたいですね!ボートやエンジンの整備しないと。