朝、青空が出始め気温が上がると、冬を乗り越えたハルゼミの合唱が聞こえる。
ありのままの河川環境は大雨や台風で毎年流れを変え、そのたびに魚の付き場も変わっていく。なぜか川を真っ直ぐにしたがる人達から逃れたこの川は河原からすぐに森が始まり、蛇行する。
川石をめくると川虫が歓呼の声を上げながらうずうずと動き回り、その姿に森の循環をみることができる。
この川に生活の糧をもらい暮らす人、例えば農家さん、例えばラフティング、例えばフライフィッシング。
そんな人達を通して川の恵みは広がっていけば良いなと思う。
今日案内した、フライフィッシングがはじめてのふたりは楽しめたかな??たったいっぴきを求めて奔走した一日。