年間200日を越えるフィールドワークで濡れたり乾いたり、泥だらけになったり。ウェーダーやウェーディングブーツは、かなりの速度で消耗していきます。毎シーズン買い替えて3つをローテーションで使用しますが、すぐにボロに。
今シーズン用に買ったブーツがなかなか良いので、たまには道具を…。
ちなみに、フィールドスコープはパタゴニア社とプロセールス契約を結んでいますが、まったく忖度なしの評価です。たぶん。
一週間前くらいに届いて毎日履いているので約50時間ほどの使用。シムスやオービス、モンベルのブーツ、その他お安めのブーツを色々と履いてきましたが、これは絶妙なバランスを感じます。フィッシングガイドの先輩に教えてもらった靴ですが、履いてみて思いました、良い靴です。重量、フィット感、ホールドは◎。
ソールはビブラム社製でパターンが良いのか、ぬめりのある石に乗ったときの急激な滑りは若干マシかなと。そもそも滑りに関してはラバーソールには限界があると割り切っており、2シーズンラバーソールで通した自分の慣れがあるかもしれません。水抜けの良さはメーカーが特徴としてあげるだけのことはあり、水から出るとカポカポ音がするというようなこともなく、サッと排水されて軽量。ガイド装備を持つとそこそこの重量になるのですが適度な剛性で疲れも軽減してくれています。
気になる点はぐるっと巻かれたラバーの繋ぎ目。しゃがんだときに屈曲する位置に合わせてあるのかと思いきや、そうでもないようで、ここから破損してくるかな?とちょっと心配。
強度についてはアッパーがどうこうというより、ミッドソールがどういう風に劣化していくのかに尽きますね。ゴアテックスの防水靴でもないので、アッパーは自分で縫えば良いのです。
これから気温の上がる季節、車中に置き忘れたりしないよう注意すれば、2シーズンは履けるかなあ。
もうひとつ、便利な道具を。
最近はコンビニでくれませんが、ナイロン袋。薄くて軽くて丈夫で、河原で拾ったゴミを入れるのにちょうどよい。釣りをしていてゴミを見つけたときの気持ち、わかります。今拾うと荷物になるな〜もよーくわかります。そんなとき袋があるとスッと気持ちよく拾えます。
30分の行程でこの量。
うーん…うっかり落としたものだと信じてますよ。