ライズ待ち

ガイドとして普通のひとの3倍は釣りたい、と思っていつもリサーチしている。
ロッドを持たず歩き通して一区間をチェック、その後同じ区間を気分によってブラインドで叩き歩き、チェックしておいた良さそうなプールでライズを待つ。とにかく時間が掛かるけど楽しいことは間違いない。

ハッチの瞬間はいつも突然やってきませんか?
トビケラが水面で羽化する瞬間を未だに目撃したことは無いし、石に張り付いたカゲロウはシャックだけを残して、いつの間にかふわふわと儚く飛んでいる。

1時間くらいボーッとライズを待ってると白泡の流芯の奥、反転流の淀みで水面が見えない手で押されたかのようにモコモコと動いた。良さそうなサイズ感。

このライズを見つけられるかどうかで釣りの面白さが決定的に変わる気がします。いつ来るか分からないライズを1時間でも2時間でも待てる人と待てない人。待ってもライズをしないことの方が多い、そのことが分かっていてもライズを確認して釣りたいと思うかどうか。

しかしこのライズ、取れませんでした…。
流芯でニンフを食べていた鱒が流下が落ち着いたタイミングで反転流に漂うスティルボーンを摘みに来た、そんな漢字でしょうか?ライズは2回のみで、高台に登っても魚影は見えず。戻ってくること無く、勝負もできませんでした。
観察・フライの選択・キャスティング技術、どれもまだまだ未熟です。それに加えてガイドには釣らせるテクニックまで必要なんだから、大変だ。

今回のリサーチはいまいちな結果。
サイズの割に超パワフル&つやつやの綺麗な魚がいくつか釣れて楽しかったのですが、お客さんを案内するにはちょっとどうかな〜という区間でした。

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