探鳥の面白さ

朝の5:00、こどもが起きる前に家を抜け出し翌日のガイドの下見に川へ車を走らせた。

夏枯れも過ぎて、水温水量ともに申し分ない川の各ポイントを順番に周り魚を探す。雨上がりの早朝はまだ気温も上がりきらず、仕事前の短時間では一度もライズを確認できない。それでも春から見続けた川なので魚の居場所は知っていて、生存確認。問題は魚が上を向くのかということと、連れていく釣り人の力量に合うのかということ。

それにしても空気が冷えて気持ちよく、染まり始めた葉っぱが綺麗なこと!

家主はこんな素晴らしい家を留守にしてどこに行った?

バックが広く取れて初心者向けのポイントに50センチあるかないかの虹鱒をちゃんと見つけて、下見は終了。

のんびり鳥を探しながら帰っていると青と白の差し色が鮮やかなミヤマカケスが水辺の木に留まった。カケスが枝を飛び移ると夜中降った雨の雫が落ち、水面を叩きパタパタと音を出す。その様子をスコープで見ているのはもちろん自分だけで不思議な気持ちになる。そんなことでここからは探鳥に集中。

トビの幼鳥、これから厳しい冬が来るよ〜。

雨上がりの森は動物たちが駆け回る。ハイタカを探しに寄ってみたけど見つからず、代わりにシマリス、エゾリス、エゾライチョウを観察。南富良野にはのんびり&ひっそり鳥見ができるスポットがあり、オジロワシやエゾモモンガ、シマエナガなんかも見ることができます。

夏から秋へ季節が移り、生き物たちが動き出しています。虫が少なく人間にとっても心地よい時期、たまには釣り竿を置いてスコープを片手に森を歩くのも良いものです。

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