睨まれたヤマゲラ

雪はねをしていていると、家の前のカラマツにオジロワシがやってきました。
この辺りはユキウサギもいるしモモンガもいるので湖から時折やって来るようで、止まった瞬間に近くにいた小鳥たちが急に大人しくなったのが分かります。逃げ遅れたのがヤマゲラ、まるで石になったかのように動かなくて必死に気配を殺しているみたい…

あまりにも動かないので、生きているのか心配になるほどでした。
オジロワシはしばらくキョロキョロと獲物を探してから飛び立ち、ほぼ同時にワッとヤマゲラも別の方向へ逃げていきました。たしかに自分より数倍大きい相手にこの目で睨まれると動けなくなるかもしれませんね。

それにしても、自然豊かな場所です。
南富良野を訪れるなら、ぜひ双眼鏡とカメラを持ってきてください。びゅーんと車を飛ばすとまったく気が付きませんが、のんびりと走らせると世界が変わります。一番いいのは車を止めて、除雪の入った林道を見つけて歩くことです。
ちょっと歩いては止まり耳をすませば、必ず生き物の気配がするはず。

とはいえ、ここ数日は荒れ模様。
売店もなければ民家もほとんどない当地では、夜中に歩くと吹きすさぶ風と粉雪、ぼんやりと街灯が照らした黒く凍りつく道路を走り抜けるトラック、生き物の気配は消え、不気味に揺れる針葉樹。なんて過酷な場所だ…と今度は唖然とした気持ちになり、厳しい過疎地での暮らしが浮かび上がるようです。

長い北海道の冬ですが、同じ冬でも着実に季節は進んでいて、やっぱり12月の冬とは別物。2月になるとまた変化があるでしょう。生き物や森の雰囲気も変わっていくのを感じて、春が待ち遠しくもあり、過ぎ去る冬をまだまだ味わいたい気持もあり。

興味深い観察対象が家の中にもひとつ、ありました。
モモンガ、今ごろ何してるかね??

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です