koudai araki

森の生活

高さ3〜4m、チャンスは8回。 AM6:30頃、いつもの巣穴で木の幹から数十センチ後ろに置きピン(MFでピントを固定すること)をして、モモンガたちの戻りを待つ。時折、冷たい風が吹きシャッターボタンに当てた右手の体温をあっ […]

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押しくらまんじゅう

二つ目の巣穴がなかなか見つからない。 数日前に少しの痕跡を見つけた場所だったが新しいものは見当たらず。せっかく来たので待ってみるも望み薄と知りつつ極寒での待機は辛い。空振りを繰り返したおかげで、出待ちをするかしないかの判

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新品の朝

夜のうちから雲がなく放射冷却で冷え切った朝、雪を踏むたびにぎゅっぎゅっと音が鳴る。 AM6:30に待機。辺りは薄っすらと明るく、山肌はピンクに染まっていた。何もかもリセットされて、全部ここから始まるんだと思わせるような新

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ひさしぶりの勢揃い

朝、いつもと違うエリアのフィールド調査。 1時間ほど森の中を歩いて気になる巣穴をひとつ見つけた。少ないがおしっこと木の表面に糞がある。住んでいるとしたら1,2匹だろう。以前いないと思ったポイントも念のためもう一度見に行く

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散歩のみ

出待ちに時間が作れず、こどもを連れ朝に少し散歩。澄み渡るように晴れていつもより気温も高め。沢山の野鳥が飛び交い、気持ち良い。森沿いを歩いて双眼鏡で見ていると、根本が散らかっている気になる木が。モモンガならどこで食事をする

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撮影の難しさ

このブログは撮影がメインではなく、あくまで観察と記録を中心にしたい。 と思ってはいるが、今日は野生動物の撮影の難しさを改めて感じた出待ちだった。少しずつ暗くなる状況でのカメラの設定、動きの予測、天候の予測、雪質、風、気温

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体感温度-27°

外に出ると鼻毛がツンと凍る寒さ。 列島を襲った低気圧は強い風を伴い南富良野も朝から吹雪となった。薄暗い森に入ると木が揺れてぎしぎしと不安を誘う音を鳴らしている。鳥たちも今日はおとなしく、一向に声が聞こえてこない。 こうい

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木化け、石バケ、雪ばけ

巣穴が5箇所ある木を前に、釣り辰さんのように”石化け”でも出来たらなぁと考えていた。雪を踏む音や服の擦れる音が間違いなくモモンガに聞こえているだろう。警戒されると普段と違う動きをされ、ありのままの姿を観察できないのです。

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棚からぼた餅

日没時刻は16:30。 待てど暮らせど、見つけた巣穴にモモンガは顔を出さなかった。オレンジ色の街灯が点灯して、車はヘッドライトをつけている。もう1時間以上、雪の中にひとり突っ立っている。 改めて双眼鏡で巣穴を見ると、やけ

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すぐそこにモモンガ

数日前からエゾモモンガを探している。 ちらほら目撃情報があり、どうやら近隣の森にいるらしい。 夜行性のモモンガは音も無く飛び、夜道の街灯を横切る。握りこぶしよりも少し大きめな身体には”飛膜”といわれる、たるんだ皮がついて

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