年老いた牡鹿の最期
山奥の林道の終点にあるモモンガの巣穴に仕掛けていたトレイルカメラのデータを回収していると、近くでカラスが騒いでいるのが聞こえました。これは何かあったなと思わせる騒ぎ方です。よく見ると沢山のオオワシが上空を旋回していて、数 …
山奥の林道の終点にあるモモンガの巣穴に仕掛けていたトレイルカメラのデータを回収していると、近くでカラスが騒いでいるのが聞こえました。これは何かあったなと思わせる騒ぎ方です。よく見ると沢山のオオワシが上空を旋回していて、数 …
普段は暗くなってから活動を始めるエゾモモンガですが、まれに日中に出てくることがあります。外敵の多い針葉樹の森では何らかの理由で夜間に食事を取れなかったモモンガは、昼間の明るい時間帯に単独で巣穴から出て、サッとトイレを済ま …
この冬から始めたエゾモモンガの撮影ガイドも少しずつ予約が入り、なんだかんだと忙しく過ごした2月になりました。森の雪が締まり、北海道の粉雪を求めるパウダーフリークにとっては殘念な気温になりましたが、自分にとってはリサーチが …
春が近づき気温が上がるとイタヤカエデやオニグルミ、シラカバなどが樹液を出し始めます。まだまだ雪の多い当地ですが、芽吹きに向けて木々は力強く水分を吸い上げているようです。凍りついて乾燥しきり生命感も無かった森が、今では日中 …
2月とは思えないほど暖かく、急速に雪が溶け始めています。マイナス15℃から一気にプラス5℃へ。これだけ気温が上がると自然界への影響は大きなものです。エゾモモンガの巣穴の状況も変化が始まりました。夕暮れの出待ちが日に日に遅 …
今朝は-20℃まで冷えた北海道、南富良野町。朱鞠内では-28℃まで下がったようで全道的に寒さのピークを迎えています。それでも日中はかすかな春の兆しを感じるようになり、凍りついていたはずの小川がちょろちょろと流れ、油断をす …
モモンガの痕跡があってもひとつの場所に拘りすぎず、深追いしすぎないこと。痕跡があってもどうしても見つからない巣穴は忘れることにしました。相手は自然、どうやっても人の理解が追いつかず解明できないことはあるのです…釣りも同じ …
ガイドが上手くいくかどうかは、自分がどれだけ楽しめているかに尽きます。野生動物相手は下見が8割、普段のリサーチがそのまま自分の遊びになって、遊んだ分だけガイド当日の実りが大きいです。あそこなら、何かいるかも?と車を走らせ …